薄くなってきた頭髪の悩みは薄くなってきた人にしかわからないと思います。そこで増毛からカツラ装着までを経験してきた私が、その体験を元に費用やカツラ装着時の感覚を語っていきたいと思います。
増毛編
カツラではない増毛体験
最初に取り組んだのが増毛です。まだある自分の髪の毛の根本に人工毛をくくりつけて髪の毛のボリュームを増やしていきます。この増毛は全体的に髪の毛が薄くなってきている方には効果抜群だろうと思います。とりあえず髪の毛のボリュームを増やしておいてから、他の対策に時間をついやせます。
他の対策とは、CMなどでよく流れているフサフサになるシャンプーだったりとか飲むタイプの育毛剤であったり他の書籍を購入し髪の毛のケアなどの勉強をすることができます。私は髪の毛の増やし方などの勉強をもうする気はありませんが、あの時に戻れるのであれば絶対に勉強します。
私の場合は、前からくるM字ハゲタイプだったので髪の毛はボリュームが増え長くはなるけどデコの広さは変わらないので風が吹いたり、雨が降ったりするとバレてしまいます。
相談していた店舗スタッフには、この増毛とカツラのどちらにするか選んでくださいと言われたのでカツラに抵抗のあった私は増毛の方を選択しました。金額は15万円ほどでした。約1週間に1回のペースで通い増毛してもらいましたが特に満足できる髪の毛を手にすることはできませんでした。やはり人前で帽子などが脱げるかどうかがキーポイントだったので増毛だけでは物足りないように感じてしまいました。
カツラ装着編
寸法取りから装着まで
頭のハゲている部分に(カツラを装着する部分)赤い色のペンで線を引き、その部分を機械で寸法取りしていきます。寸法取りが終わったら髪の毛の色を選び人工毛と自分の髪の毛のいろが合うようにします。
あとは、工場でカツラを製造するので、できるまで1ヶ月ほど待ちます。
店舗スタッフから連絡がありカツラができたので、いよいよ装着です。
頭をきれいに洗髪してもらい装着部分を丁寧に乾かします。汗でベトベトの状態だとカツラが外れてしまう可能性があります。
そして、装着部分に専用の接着剤(水を通す接着剤)を塗っていきます。接着剤を塗り終えたら少し乾かすために20分ほど待機します。時間が経ったところで店舗スタッフが戻ってくるので接着剤に合わせてカツラを装着します。
新品のカツラは髪の毛がかなり長い状態なので、スタッフと鏡を見ながらカットします。これでカツラの装着は完了です。
カツラの装着感
実際にカツラを頭につけてみた感想は、しっかり接着剤で固定されているのでカツラの重みを少し感じます。頭を大きく動かしたり走ったりしても取れないぐらいにしっかり装着していることを確認できました。
痒みが我慢できない
『カツラ装着のリアル体験談〜手入れ編〜』で書こうと思っていますが、カツラの交換サイクルが3週間に1回のペースです。私みたいに家族にも内緒でカツラをしている人はカツラを毎日はずすことができません。
毎日、カツラを外せないってどういうことかというとカツラと皮膚の接触部分が洗えなくなります。なので必然的に痒くなります。我慢できないくらい痒くなります。この痒さが後にストレスとなり頭髪後退へと繋がっていきます。
これからカツラを装着される方は覚悟を持ってカツラを装着しましょう。