キンドルというのは電子書籍のことで、いわゆるパソコンやタブレット、スマートホンで読むことができる雑誌や本のことを言います。この本書で紹介するキンドル出版は電子書籍を執筆して本を商品として販売するという意味です。
本を販売するというのは、初心者にしてみればかなりハードルの高いことのように思うかもしれませんが全然そんなことはなく、方法さえわかれば誰でも出版することができます。現に私も初めてキンドル出版という副業があると知ったときに、こんな自分が『本なんて書けるはずがないじゃないか』と思っていました。
ですが、現在は4冊の本を世間にリリースしています。私の場合は以前にブログで100記事以上書いたモノが残っていたので、その記事をまとめて本にしてみました。ここでの本を書くというのは、ブログの延長上だと思って執筆すれば難しく考えることなく本を書き上げることができます。もしくはTwitterやFacebookなどのSNSで日々投稿しているものをまとめれば本ができるという認識ぐらいがちょうど良いのではないかと思っています。
月に稼げる金額
さて、グーグルアドセンスやアフィリエイト(文章を書く副業)でほとんど稼げなかった私が、同じ文章を書く副業のキンドル出版でどれだけ稼げるのかというと2ヶ月で600円ぐらいでした。
この副業をやり始めてから、まだ2ヶ月しか経っていないので2ヶ月で600円という表現にしています。
キンドル出版で稼げる仕組み
主に2つの方法があります。まずは、自分で書いた本の値段を1000円にして販売します。その本が1冊売れると自分のところには700円入ってきます。10冊売れると7000円です。利益率は70%です。これはKDPセレクトというものに申し込むことでこの利益率になります。
KDPセレクトに申し込むとAmazon以外での会社に自分で書いた電子書籍を出版することができなくなってしまいます。
もう1つの方法は、自分の書いた電子書籍が読まれることによって収益となります。Kindle unlimitedというのに設定していれば1ページ0.5円の収益が発生します。また、無料キャンペーンが5日間設定できるのでキンドル利用者に本を無料で提供することができます。本を無料で提供することによって本をどんどん読んでもらえるようになれば、それだけ収益も発生するということです。
キンドル出版の良いところ
本を初めて出版してから現在で4冊目です。有料版で売れたのは1冊だけですが、無料版では約50冊も売れています。このことから有料版で本を売るのは大変難しいと認識しました。ですので無料版を提供し本を読んでもらい、読んだページ数で稼ごうと思いました。
良いところは無料なら本が売れるというところです。本を売ることができれば後は読んでくれさえすれば1ページ0.5円の収益が入ります。つまり稼ぐハードルが低いということですね。
無料キャンペーンを設定できるのは、90日間の間で5日間だけです。18冊の本を書けば毎日無料キャンペーンを設定できるようになります。そこまでは頑張るつもりです。
ちなみに私の場合は、TwitterなどのSNSでの宣伝は全く行っていません。とにかく本を書いてキンドルで出版しているだけです。それなのに本を購入してもらえるのはキンドルのシステムのおかげだと思っています。
ブログの延長
先ほども述べたようにブログやSNSの延長だと思って執筆すれば意外とすんなり本を書くことができます。また、本を執筆すればその内容を小出しにしてブログに載せれば一石二鳥です。もちろんその逆でも構いません。とにかくブログをするならキンドル出版も同時にする方がお得です。
キンドル出版の方法
自分はMacを使用しているのでMacでの出版の方法になります。Macに標準でインストールされているpagesというアプリで文章を書きます。文章を書き上げたら『ファイル>書き出す>EPUB』でファイルを変換します。これでキンドルにアップロードします。
続いて表紙ですが私は『Canva』というアプリで制作しています。表紙を制作したらファイルの形式を『JPG』か『PNG』にしてダウンロードします。あとはキンドルにアップロードすれば出版完了です。
あとは自分の努力と継続する力でコツコツ頑張ってみましょう。