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「宝くじをたくさん買えば当選確率は上がる！」
こんな話をよく耳にしますが、実際にはどの程度確率が上昇するのでしょうか？
この記事では、具体的に『17万分の1』という宝くじの当選確率を例に挙げ、「100枚買ったらどれだけ当選確率が上がるのか」を計算して、詳しく解説していきます。
宝くじを買う際の参考に、ぜひ最後までご覧ください！
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【1】宝くじの当選確率「17万分の1」って？
「17万分の1」という数字をまず理解しましょう。
これは、単純に言うと「17万枚の宝くじ券の中に、当たりが1枚ある」という状態です。
分かりやすくするため、イメージすると以下のようになります。
- 東京ドーム（約5万人収容）を3.4個満席にして、その中で当たりを引くような確率
- サイコロで特定の数字が出る確率が「6分の1」なので、それよりはるかに難しい確率
非常に低いことが分かりますね。
【2】100枚買うと当選確率はどう変化する？
では、この17万分の1の宝くじを100枚購入すると、当選確率はどれくらいになるのでしょうか？
実際の確率を計算してみましょう。
■計算方法（単純計算）
- 1枚当たりの当選確率＝1／170,000
- 100枚買った場合の当選確率＝100／170,000
計算すると…100枚購入した時の確率は、およそ「0.0588％」です。
【3】確率はどれだけ上がったの？
では、1枚の時と比較してどれだけ確率が上がったのでしょうか？
- 1枚の当選確率：1 ÷ 170,000 ＝ 約0.000588%（0.00000588）
- 100枚の当選確率：約0.0588％（0.000588）
つまり、100枚購入すると単純に1枚購入時の確率の「100倍」になっています。
「100倍も確率がアップ！」と聞くとすごく感じますが、実際にはそれでも0.0588％という非常に低い数字です。
【4】当選する可能性をもう少し現実的に見てみる
確率が0.0588％というのは、どのくらいの現実感なのでしょうか？
わかりやすく日常生活に例えてみると…
- サイコロで「6」を4回連続で出す確率とほぼ同じ
（6分の1 × 6分の1 × 6分の1 × 6分の1 ≈ 0.077％）
つまり、かなり難易度が高いことには変わりありません。
【5】確率の「錯覚」に注意しよう！
宝くじ購入時に多くの人が勘違いしてしまうのが、「枚数を増やせば当たる可能性がぐっと高まる」という錯覚です。
確かに、枚数を増やすことで当選確率自体は上昇しますが、元々の確率が極端に低い場合、「多少枚数を増やした程度では、ほとんど当選しない」という現実があります。
- 1枚の当選確率：0.000588%
- 10枚の当選確率：0.00588％（ほぼゼロに近い）
- 100枚の当選確率：0.0588％（それでも限りなくゼロに近い）
100枚でも当選する可能性はごく僅かなのです。
【6】もっと現実的に当てるには何枚必要？
では、現実的に「当たる可能性が見込めるレベル」まで確率を引き上げるには、どれだけ購入すればよいでしょうか？
たとえば、確率を1％にまで引き上げるためには：
- 170,000枚 × 1％ ＝ 1,700枚
実に1,700枚（1枚300円の場合、51万円）が必要です。
1％でも100人中99人は外れる計算なので、1％ですら当たりは遠いのが分かります。
【7】枚数よりも「購入方法」の工夫が重要
「枚数を増やしても現実的に当たる可能性はあまり上がらない」とすると、重要なのはむしろ「購入方法」になります。
たとえば以下のような方法があります。
- 「バラ」と「連番」の買い方を組み合わせる
- 異なる販売店や日にちを変えて購入する
- 還元率の高いくじを狙う（宝くじの種類を変える）
宝くじを買うなら「楽しむ」ことが重要であり、枚数だけにこだわらず、賢い買い方を意識しましょう。
【8】「夢を買う」という発想で楽しもう
宝くじはもともと「夢」を楽しむためのもの。
現実的な確率だけを追求すると買う気がなくなるかもしれませんが、実際に当たって人生が変わった人もいます。
少ない枚数でもワクワク感を味わえますから、適度な枚数を決めて楽しむ姿勢が大切です。
【まとめ】100枚買っても確率は低いが、楽しみ方次第
17万分の1という超低確率の宝くじを100枚購入しても、当選確率はわずか0.0588％です。
確かに100枚買えば1枚より100倍は当選確率が上がりますが、それでも現実的な数字としてはまだまだ低いというのが結論。
大切なのは、現実的な確率を理解した上で、「当たったら何に使う？」というような夢を持ちつつ楽しむこと。
購入枚数に振り回されず、自分なりの宝くじライフを満喫してくださいね。
