かれこれ約10年程前の話になりますが体験談として書いておきます。*飲酒運転の罰則が大幅に厳しくなってからの出来事です。
飲酒運転で捕まるまでの経緯
その頃はまだ若かったので居酒屋で飲み、スナックで飲み、最後に深夜の公園で友達と飲んでいました。そしてお酒をコンビニに買いに行こーか、となりコンビニまで距離があったので友達の原付で行くことになりました。
深夜の3時頃だし警察もいないだろうということで原付(なぜかノーヘル)を走らせコンビニへ向かいます。
しかし、交差点で運悪くパトカーに見つかってしまいそのまま止められました。そこでパトカーに乗せられアルコール検査(風船膨らますやつ)をし、呼気中のアルコール濃度が0,35mg検出されそのまま交番で事情聴取され警察署に連れていかれ調書を書きました。
結局、帰れたのは昼頃だったと記憶しております。
その後の処分までの経緯
その後は、複数回警察からの呼び出しがあり供述調書の最終的な確認や細かい部分の修正などを行いました。
そして、検察に行き→裁判所に行き(簡易裁判を受ける)→県警本部に出向き運転免許証を返納しました。*この辺の記憶が曖昧です
ざっくり免許返納まで半年ぐらいの期間はあったと思います。免許返納までは普通に車も乗れました。
裁判所で決まったこと
裁判所で決まったことは、免許取り消しと罰金が20万円と欠格期間が2年と言うことでした。ちなみにこの欠格期間の内にもう一度飲酒運転(他の罪でもアウトだったと思います)で捕まると罰金+さらに免許再取得の道のりが長く険しくなると検察官だったか裁判官だったかが教えてくれました。*無免許運転も罪的には重い
欠格期間終わり→免許再取得まで
そして、欠格期間(2年間)が終了し免許の再取得が可能になりました。免許再取得の前に免許取り消し者は、取り消し者講習(飲酒取消講習)を受けなくてはなりません。
この講習を受けなくては免許の新規取得が出来ないみたいです。
取り消し者講習(飲酒取消講習)
この講習は、1回目が予約制で受講し2回目が1回目の約30日後に受けなければならないとされていました。
講習自体は、各県で何箇所か指定された自動車学校(ドライビングスクール)で受講できるので自宅から一番近い場所で受講申し込みをしました。
講習費用が確か交通費含め35000円程だったと記憶しています。
取り消し者講習が終わるとようやく免許再取得に向け、具体的な行動を行えるようになります。
取り消し者講習終了後の具体的な行動とは?
ここからは初めて免許取得した時と同様の流れになります。自動車学校(ドライビングスクール)等に通い、無事卒業してから各都道府県の免許試験場で試験を受け、そこで合格してやっと免許の交付がされます。
もう一つは、一度免許を取得している方にとってはまた自動車学校(ドライビングスクール)に通わないと行けないなんてと思う方もいらっしゃると思います。
そんな方は、飛び入り試験(飛び込み試験とも言う)という制度もあります。自動車学校に通わずにそのまま試験を受けられるので一発で合格すれば免許取得費用はかなり安く抑えられます。*ただこの制度は非常に合格率が低いのでオススメしません
私は、前者の自動車学校へ通う方を選択しました。出来るだけ安く済ませるプランを選び無事卒業することが出来ました。
その後は試験も一発で合格することができ無事免許再取得をするということができました。
免許取消から再取得までかかった主な費用は?
まず罰金で20万円(酒気帯び運転)。警察・検察・県警本部・自動車学校までの交通費約1万円。取消者講習が約3万5千円。自動車学校代が約22万円。免許取得費用が約4千円。
費用の合計は約47万円掛かっています。
そして仕事での影響は、周りのみんなの理解や協力があったおかげで通常業務にもほとんど影響がでず平日に休暇を取らなくては行けない日も有給休暇を取らせてもらい給料の支障が出ることはなかったです。
取消から再取得までの主な期間は?
免許返納から欠格期間(2年間)が始まるので返納日から2年と取消者講習が約1ヶ月、そして自動車学校での教習期間が個人差にもよりますが約2ヶ月、本免許取得までの期間は合計で約2年3ヶ月ほどかかることになります。
最後に
基本的なことななのですが、『飲んだら乗るな、飲むなら乗るな』です。当たり前のことをすれば飲酒運転で捕まらずに無駄なお金も支払わずに生活が出来ていたと思われます。
万が一飲酒運転をして誰か人でも負傷させていれば、人生そのものが大変なことになっているということを覚えておきましょう。以上でした。