普通、債務整理者はほぼ絶対に住宅ローンの審査が通らないため家を買うのは難しいと思います。
よっぽどの現金を持っているか、すごく安い中古物件を購入するぐらいしか方法がないと思います。
独身の債務整理者は住宅の購入の必要性があまりないので、この記事は結婚して子供がいる場合を想定した記事になります。
妻や両親に住宅ローンを組んでもらう
この方法しかほぼないと思われます。一度、事前審査してもらいローンが通るのかどうか調べてもらいましょう。
妻がパートや社員で働いてくれている
妻が働いてくれている場合はローンが通る可能性があります。あくまでも妻自身に他に借り入れなどがない場合に限ります。
両親の年金でも審査してくれる
住宅ローンは80歳まで組むことができるみたいなので両親が年金を受給しているのであれば住宅ローンの審査を受けてみてはどうでしょう?
両親と妻の親子リレー
両親と妻の親子リレーで1000万円の住宅ローンが組めたこともあるそうです。親子リレーというのは、文字通り父親か母親と妻の二人が共同でローンを組むことです。
私が聞いた話によると母親が年金、妻がパートだった場合でも上記のように1000万円の物件を購入できたみたいです。
自分の場合
私は現在、債務整理中なのですがある理由で今借りている借家を出ていかなければなりません。
そして、現金をあまり持っていないのでできれば父親と妻が共同で審査してくれている住宅ローンが通ってくれたらと思っています。
両親と妻の親子リレーの結果
私の場合は、私の父親と妻に親子リレーでローンの審査をしてもらいました。その結果、何と1780万円の物件のローンに通ることができました。
不動産屋さんの話によると2人の年収から見てもこの金額ぐらいの新築(建売)、あるいは中古物件なら物件の状態にもよるらしいのですがローンを通すことができるとのことです。
1780万円のローンが通るならと欲張った結果・・・
初めてのローンの審査で半ば諦め気味に通してみたローンの仮審査が通ってしまったということで、欲が出てしまいました。
不動産オススメのローンが通った物件を断り、他にもいい物件があると思い何軒か探してみました。
一生で一番大きい買い物と言われている住宅の購入なのでどうせなら自分や家族が納得できる物件にしようと思ったのが発端です。
不動産オススメの物件を断り・・・
不動産が言うには、先ほどのローンで通せる額は約1900万円までだそうです。てことで1900万円までの新築なり中古物件なり家族みんなで納得の行くまでネットで情報を集めて物件を探しまくりました。
そして、私のお気に入りの物件が見つかりました。その物件は築7年で場所が自分の理想の場所、そして価格が1680万円と安く間取りや駐車場も完璧の物件でした。早速不動産に尋ねてみました。
事故物件に巡り合い・・・
すると、その物件では過去に自分で死を遂げた人が住んでいたとのことでした。まさかこんなにも身近にそういう物件があるなんて思ってもいなかったです。
物件探しは、振り出しに戻りもう一度情報集め開始です。
条件を絞り全部見て回ることに
今回で物件選びを最後にしようと決意を固め、条件を細く設定しました。そして、私たち家族が絞りだした条件がこれです。
1、4LDK以上
2、トイレ2つ以上
3、駐車場が最低2台
4、価格が1900万円まで
5、現在、住んでいる場所よりも離れた場所
6、築浅物件(築20年以内)
7、周辺の道がそこそこ広いこと
この7つを最低限の条件にしてネットに乗ってある物件を洗い出し候補を絞って行きました。
候補を絞り終えた結果、17件ありました。ここから後は自分らで外観の確認と周辺の道を実際に行って確認し、内見する物件を絞って行きます。
内見する候補地決定
内見する候補地が1件だけ決まりました。やはり私と妻、そして父と母の4人が納得いく場所となれば相当条件が厳しく、わずか1件だけしか候補地に上げられませんでした。
17件も物件を見て回り最後に4人でどこが良かったか3つずつ選んで決めました。
その候補地というのが、築10年の中古物件で価格が1900万円です。本来ならこれでOK!てことでローン通して物件購入と言うところなのですが、何せみんな最低ライン妥協して選ばれた物件がこの物件です。
建売でも探せば1900万円で・・
この1900万円と言う価格が非常に微妙で、探せば十分に新築建売の物件が見つかるレベルです。
築10年の物件に1900万円も出すなら、新築を購入した方がいいのではないかと思ってしまいます。
建売新築でもみんなの意見が合わない
そして今度は、新築建売物件に絞って物件を探し出してみました。新築物件でも探せば確かに1780万円、1880万円、1980万円など2000万円以下の物件はちらほらと見つかりました。
しかし、今度は上記に上げた7つの条件の内の最後の項目『周辺の道がそこそこ広いこと』と『車通りの多い道沿いに家が建ってしまっている』。の理由で家族みんなが納得とは行きませんでした。
妥協はしているが納得した物件の内覧をしてみることに・・
建売新築でなかなかいい所が見つからない状況の中、この前に家族みんなが納得していた中古の築10年1900万円の物件の内覧をしてみることにしました。
しかし、1週間経っても売主の返答がなく2週間経ってようやく返答がありました。
『新型コロナの影響もあるので内覧は1ヶ月後ぐらいに希望します』と、確かに現在は緊急事態宣言が出るのか出ないのかの瀬戸際って言うのを毎日テレビなどで報じられている時期ではあります。
こう言う状況では仕方のないことかもしれませんね。
物件決定
自分らで決定した候補地の内覧が後1ヶ月は出来ないとわかり今までの洗い出した物件の再確認と他にも良い物件がないかを徹底的に検証してみました。
そして、初めの方に書いたローンの仮審査が通った1780万円の物件はよく考えてみると自分らで出した条件の7つのうち『5、現在、住んでいる場所よりも離れた場所』が該当しているだけでした。
よくよく考えたらこの条件は一番我慢できる条件なのではないかと思います。(しかも私自身が出した条件です。)
ついに私は決断しました。
他に物件を探すと決めてから約1ヶ月かなりの物件をネット等で見つけては、グーグルマップを便りに実際に現地まで足を運び、周辺の環境や道は広いか?など頑張って来たつもりです。
そして今回、内覧が延びたことがキッカケでもう一度今まで見た物件を考え直してみると最初に仮審査が通った1780万円の物件がかなり良い物件だと感じたのでそこに決定しました。
私以外は、みんな一番良い物件の候補に挙げていたので問題なしです。
物件決定!かと思いきや
本審査を申し込む直前で不動産屋さんから連絡がきてその物件はもう売れてしまったとのことでした。
せっかく、ここまで頑張って物件を絞ったのに・・・
家族みんなの落胆はかなりのものでした。
物件選びはタイミングと勇気
物件選びはいいと思ったものは、慎重かつ迅速に選ばないと行けないと言うことが今回の一件でわかった気がします。
ほんともう一歩のとこで希望の物件が購入できませんでした。
また、一から物件を選び直しです。
条件を落とせば希望の物件は見つかる
先の条件で物件は絞り出したつもりです。先の条件の物件の見直しと条件を少し落とし新規物件を探してみることにしてみました。
落とす条件は、4LDK以上を3LDK以上にして検索をかけてみました。すると、2件だけ出すが新規物件が見つかりました。
簡単な詳細は、1つ目が1680万円で築10年の物件、2つ目が1880万円で築5年の物件。
狙いを2つ目の1880万円で築5年の物件に絞って、今度はすぐさま不動産屋さんに連絡をして内覧してよかったら速攻で決めようと思ってました。
がっ!
新築の価格更新で1980万円で希望の物件が見つかる
タイミング良く新築の価格更新で200万円値下げされた物件が見つかりました。最初の方にあげた条件にほぼ該当して文句なしの物件です。
不動産屋さんと一緒に内覧を終え自宅に帰り家族で相談しこの物件にすることに決めました。
2棟の内、1棟はその日の内に売れてしまいましたが希望の物件はどうやら私たちだけが購入希望のようです。
そして、その日の内に購入を決め後は売主と話をして本申し込みと言う流れです。
本申し込みの前に不動産屋さんが話をしてくれてどうやら80万円値下げの1900万円で話がついたみたいです。
そして、網戸のオプションも無料でつけてくれると言うことで私たちにとっては最高の買い物になりそうです。
後は、どうにかローンが通ってくれることを祈るだけです。
無事ローンが通る
無事にローンが通りました。これでとりあえずは一安心でようやく落ち着くことができそうです。
ローンが通った後でもいろいろ銀行などたくさん書類が必要みたいですが父と嫁の親子リレーなので、私はあまり関係ありませんがローンが通らない私のために動いてくれている父と嫁には感謝の気持ちでいっぱいです。